ホスト社会の名称 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の説明に当てはまる用語として、最も適切なものを一つ選びなさい。
移住者や留学生などを受け入れる側を指す語で、異文化適応は移住してくる側の努力だけで達成されるものではなく、受け入れる側の制度のつくりや情報の出し方、住民の態度にも大きく左右される、と説明するときに使われるものを何というか。
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正解: ④ ホスト社会
ホスト社会です。受入れ社会とも呼ばれ、移住してくる側はゲストや移住者などと呼ばれます。異文化適応は一方向のものではなく、ホスト社会の側も変わることが求められます。やさしい日本語の取り組みや多文化共生の施策は、ホスト社会の側の変化を促すものと位置づけられます。多文化共生は、国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくことで、受け入れる側そのものを指す語ではありません。文化変容は、異なる文化との継続的な接触によって、人や集団の文化や行動が変わっていく過程のことで、ベリーはその現れ方を統合・同化・分離・周辺化の四類型に整理しました。エスノセントリズムは、自分の属する集団の文化を当然の基準とみなし、他の文化を劣ったものとして評価する態度です。