コソアドの文脈指示 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
指示詞の文脈指示に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ① 話し手と聞き手が共有する記憶を指すときは、ア系が基本になる
現場指示は目の前の対象を指す用法で、話し手の領域=コ、聞き手の領域=ソ、どちらからも遠い=アという縄張りで使い分けます。文脈指示は談話に現れた事柄を指す用法で、直前に述べられた事柄や聞き手が知らない事柄はソ系(それは大変でしたね)、話し手と聞き手が共有する記憶を指すときはア系(あの店、おいしかったね)が基本です。「ア系は文脈指示では使えない」は定番のひっかけ。学習者は現場指示は比較的早く習得できても、文脈指示のソとアの使い分けでつまずきやすいところです。