日本語教員プラネット 基礎試験 日本語教員試験 基礎試験の練習問題

練習問題 第1277問 — 区分5 言語

適切選択 言語|区分5
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
発話行為に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ③ 文の形式と、実際に果たす行為の種類がずれる場合を間接発話行為という

この問題のテーマ:発話行為と間接発話行為の3層

オースティンは発話を、何かを言うこと(発語行為)、言うことにおいて約束や依頼などを行うこと(発語内行為)、言うことによって聞き手に効果を生じさせること(発語媒介行為)の3層で捉えました。サールは発語内行為を分類し、ある発語内行為を通して別の発語内行為を行う場合を間接発話行為として論じました。「窓を開けていただけませんか」を窓を開けてほしい場面で使えば、疑問文の形で主として依頼を行っていることになります。このように文の形式と実際に果たす行為がずれることがあるため、疑問文だから質問にしかならない、とは言えません。間接的な言い方は、相手の行動の自由を尊重する配慮(ネガティブ・ポライトネス)と結び付くことがあります。

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