日本語教員プラネット 基礎試験 日本語教員試験 基礎試験の練習問題

練習問題 第1058問 — 区分2 言語と社会

不適切選択 言語と社会|区分2
次のうち、適当でないものを一つ選びなさい。
半言語状態(ダブルリミテッド)とカミンズの議論に関する記述として、適当でないものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ② 日常会話が流暢であれば、学習を支える言語の面での支援はもはや必要ないと判断できる

この問題のテーマ:半言語状態とBICS・CALP

「日常会話が流暢なら支援は不要」とする記述が不適切です。カミンズは、日常の会話を支える生活言語能力(BICS)と、教科学習を支える学習言語能力(CALP)を区別し、一般に後者のほうが身につくまでに長い期間がかかるとしました。会話ができても、教科学習に必要な言語の支援が不要とは限りません。支援を考える際には、母語を含む両言語の力やこれまでの教育歴も把握します。半言語状態(ダブルリミテッド)は、二つの言語のどちらも年齢相応に育っていないと見なされる状態を指して使われてきた語で、子どもを欠如の面から捉える呼び方だという批判があります。

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