練習問題 第1047問 — 区分2 言語と社会
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
柳田国男が『蝸牛考』で示した方言周圏論に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ④ 新しい語形が中心から広がり、周辺部に古い語形が残るという説明である
この問題のテーマ:方言周圏論と柳田国男
方言周圏論は、文化的な中心地で生まれた新しい語形が周囲へ広がるため、中心から離れた地域に古い語形が残る、という説明です。「周辺部ほど新しい語形が残る」は新旧の関係が逆です。方言を本土方言と琉球方言に大別するのは、方言をどう区切るかを論じる方言区画論の考え方です。話し手の職業などによる違いは社会的な属性による変異で、語形の地理的な分布を説明する周圏論とは扱う対象が異なります。