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社会言語能力の課題 — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第9問 / 60

事例 言語と社会|区分2
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
中級クラスのDさんは文法の誤りがほとんどないが、初対面の目上の相手にも「先生、あした暇?」「これ、あげる」のように話し、相手を戸惑わせることがある。
Dさんの課題の説明として最も適切なものはどれか。
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正解: ② 場面や相手に応じて適切な言葉を選ぶ社会言語能力に課題がある
コミュニケーション能力は文法能力だけでなく、社会言語能力(相手・場面・目的に応じた適切さ)、談話能力、方略的能力などを含みます(カナルとスウェインなど)。Dさんは形式は正確でも「誰に・どんな場面で」の調整ができていない典型例です。待遇表現やスピーチレベルを、人間関係(上下・親疎)や場面と結びつけて練習する指導が必要で、「文法が正しい=適切な日本語」ではないことを示す好例です。
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