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会話はできても教科が難しい外国籍の児童 — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第7問(基本60問)

事例 社会・文化・地域|区分1
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
小学校に編入して2年になる外国籍のCさん(10歳)は、友だちとのおしゃべりでは全く困らないが、算数の文章題や社会科の教科書になると理解が難しい。担任からは「日常会話はできるのだから、本人の努力不足では」という声が出ている。
Cさんの状況を考える際の、言語能力に関する説明として最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ④ 会話で使う言語の力と、教科の学習で使う言語の力は、区別して捉える必要がある

この問題のテーマ:教科学習につまずくJSL児童

カミンズは、文脈の助けが多い日常会話で発揮される生活言語能力(BICS)と、抽象的で文脈の助けが少ない教科学習に必要な学習言語能力(CALP)を区別しました。習得にかかる期間はBICSが1〜2年程度、CALPが5〜7年程度という目安が示されることがありますが、背景や学習経験によって異なります。「おしゃべりはできるのに授業が分からない」ことだけから、努力不足や発達上の課題の有無を断定することはできません。家庭で母語を使うこと自体が、日本語での教科学習を妨げる原因だとも言えません。母語を含めた力や学習歴を把握し、教科内容と言語の両面から支援を検討します。
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本番の読解は1つの資料に複数の問い。聴解50問は当サイトでは練習できません。本番の形はこの本で。

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