介護分野の日本語研修設計 — 日本語教員試験 応用試験 練習問題 第6問 / 60
次の事例を読んで、問いに対して最も適切なものを一つ選びなさい。
介護施設から日本語学校に「特定技能で働く外国人職員向けの日本語研修を設計してほしい。利用者や家族との会話、申し送りの記録に課題がある」という依頼があった。
研修の設計方針として最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ① 介護現場の場面とタスクを分析し、申し送りの記録や利用者との会話など、実際の業務に直結する内容から優先的に扱う
就労者への日本語教育では、目標場面の分析(ニーズ分析)に基づくコースデザインが出発点です。「申し送りを書く」「利用者の体調変化を報告する」といった現実のタスクを洗い出し、そこで必要な語彙・表現・技能から優先して扱います。資格試験対策や汎用教科書の順序をなぞる設計は、依頼された課題(業務上のコミュニケーション改善)の解決から遠回りになります。介護など特定分野の日本語教育は出題の焦点になりやすい領域です。