「は」と「が」の品詞と情報構造 — 日本語教員試験 基礎試験 練習問題(ドリル)
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
「は」と「が」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○答えと解説を見る
正解: ③ 従属節の中では「は」が現れにくく、「が」になる
「は」は主題・対比を表す取り立て助詞(係助詞)、「が」は主格を表す格助詞で、そもそも品詞が違います。情報構造の面では「は」が既知の主題を示して後ろに説明を導き(象は鼻が長い)、「が」は新情報のほか、答えを一つに絞る総記(だれが行きますか→私が行きます)や、事態をそのまま描く中立叙述(あ、雨が降っている)を担います。疑問詞は「が」を取り、答えも「が」で受けます。文法的な制約として、従属節の中では「は」が現れにくく「が」になり(雨が降ったら中止です)、対比や否定、文をまたぐ主題では「は」が選ばれます。