練習問題 第1225問 — 区分3 言語と心理
次の問いに対して、最も適切なものを一つ選びなさい。
学習者が発言しないのを見て、活動の難しさや教室の雰囲気を考えずに「この学習者は消極的な性格だ」と判断した。このように、他者の行動の原因を性格などの内的な要因に求め、状況の要因を軽く見る傾向として、最も適切なものはどれか。
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正解: ③ 根本的な帰属の誤り
この問題のテーマ:原因帰属のバイアス
他者の行動を説明するときに、性格や能力などの内的な要因を重く見て、状況の要因を軽く見る傾向を根本的な帰属の誤りといい、原因帰属にかかわるバイアスの一つです。発言が少ないのは、活動の難度・座席・人間関係・発問の聞き取りやすさ・失敗が許されない雰囲気といった状況が関わっているかもしれません。状況の多くは教師の工夫で変えられるので、状況の側から点検することが対処の一つになります。自己奉仕バイアスは自分の成功を自分の力に、失敗を外の要因に帰しやすい傾向、単純接触効果は接する回数が増えると好意が高まりやすい現象、系列位置効果は並んだ項目の最初と最後が記憶に残りやすい現象です。